上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症 ~ 大腸内視鏡検査

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上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症

上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症
superior mesenteric artery syndrome

十二指腸水平部が上腸間膜動静脈分岐部近傍の上腸間膜動脈により圧迫され閉塞症状を示す病態でかなりまれな病気でしす。

自分の25年以上の経験で2人です。

やせた患者で内臓下垂により腸間膜が牽引された場合に多く、上腸間膜動脈や脊椎の状態などの複数の要因が原因となる場合もあります。


間欠的な腹痛、便秘、腹鳴、反復性胆汁性嘔吐などの症状が数年間持続する場合もありますが、症状は体位の変換などで軽減する場合がかなりの頻度であります。

イレウス症状を示す場合は入院加療の適応になります。

周期的な腹痛、嘔気と大量の胆汁性嘔吐などが出現します。脱水症状や電解質の異常をきたすこともあります。


腹部単純X線検査、十二指腸造影検査、上腸間膜動脈造影検査、CT検査などで十二指腸の状態や上腸間膜動脈との位置関係を確認します。

イレウス症状がある場合には立位単純X線写真で胃泡の拡大と十二指腸閉塞に特徴的なdouble bubble signを認めることがあります。かなり特徴的な所見です。


治療の原則は保存的治療です。

痩せている原因が分かれば対応できる場合もありますが、多くは精神的な問題がからみ複雑です。


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