回虫症 ~ 大腸内視鏡検査
回虫症 ascariasis
回虫によって起こる疾患であり無症状で経過することが多いです。
体外に出た受精卵が幼虫包蔵卵になり生野菜などを介して経口感染するのが経路です。
わが国では激減していますが有機農法ひや海外旅行などが原因で散発的にみられ、報告があります。
幼虫は胃や小腸で孵化し、肝、心、肺と移行し、その後、小腸に達し成虫となります。
幼虫が肺を通過するときにアレルギー反応が起こり、Loeffler(レフレル)症候群と呼ばれる一過性好酸球肺浸潤の発症原因となるそうです。これは自分は経験がありません。
総胆管、膵管、虫垂に迷入したときに症状が出ますが特徴的な症状はないので診断が確定するには除外診断(いろいろな検査をして除外する)の上、卵・虫体を見つける必要があります。
感染後数日の幼虫期には好酸球増多がみられる場合が多いそうです。
診断は糞便検査で虫卵を検出する必要があります。